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ろ過機Q&A

Q6.油の交換時期は どのように見分けるのですか?

A6.下記の指標をお勧めしています

廃油ナイスくんをご使用していても、(1)~(4)の現象が出てくる場合があります。

 (1)「酸価(※注1)が2.5を超えた場合」
 (2)「揚げ物をする温度で油煙があがる」
 (3)「油切れが悪くなった」
 (4)「色が濃くなった」
その原因として次の事項が挙げられます。

  A) 油の回転率が悪い(※注2)
  B) 油の劣化速度にフィルターの能力が間に合わない
※一度ご相談下さい。

対処方法は 以下のC~Eとなります。
  C) フィルターサイズを上げる

  D) フィルターの交換頻度を早める

  E) 一定期間で廃油する


注1)
厚生労働省によると、惣菜の場合で酸価2.5で廃棄するように求めています。酸価値は、株式会社J-オイルミルズ 油脂劣化度判定試験紙 AV-CHECK (AVチェック・エイブイチェック)(100枚入り)で判定できます。
油脂劣化度判定試験紙 AV-CHECK はリトマス試験紙のように酸価を判定することができとても便利です。

現在メカでは販売しておりません。

注2)
食用油の回転率とは、フライヤー油量に対する新油の添加率のことです。

例えば18リットルのフライヤーに対し、加熱時間が3時間で1日3リットルのさし油をする場合
 3÷18≒0.1666・・・・⇒1日(加熱時間3時間)あたり約17%の回転率

1時間あたりの回転率は
 3÷3÷18≒0.0555・・・・⇒1時間あたり約6%の回転率

油の回転率が高いほど、油はいい状態で保たれることがわかっています。
1時間あたりの油の回転率が10%を超えると油の劣化が進まず、さし油だけで廃油が不要になるといわれています。